カテゴリ : ビジネス・実用 ジャンル : 社会・政治 / 社会学 出版社 : 毎日新聞出版 ページ数 : 365ページ 電子版発売日 : 2013年05月17日 コンテンツ形式 : EPUB サイズ(目安) : 5MB 『日本沈没』の惨状が現実に。神戸を愛して止まない作家が試みた「阪神大震災の総合解析」。 かつて「日本沈没」で近畿大地震を描写した作家が、何を目にし、何を思ったか。 神戸を愛して止まない作家が情報を収集し、自らの足によって確かめ、大震災の総合解析を試みる。 未来への教訓がここにある。
そうなのだ、あれからもう17年にもなったのだ。 本書は阪神・淡路大震災から75日、から始まる。 小松左京は、地震のあと精力的に情報やデータの収集に努め、分析と提案を試みている。 自分の愛着のある土地が、突然受けた大災害。無念の思いはさぞや、と想像する。 小松左京は昨年亡くなったけれど、亡くなる前に、東日本大震災も見ることとなった。 きっと言いたいことがたくさんあっただろうと思う。聞きたかった、とも思う。
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